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Reflex公式ドキュメント
名札の空港:Pythonのオブジェクトモデル

講座の概要

ハヌルソム国際空港の手荷物センターに新しく入ったタグ担当として、12件の紛失届を解きながら、名前・オブジェクト・参照・スコープ・クラス・メモリをタグボードで見ながら身につける10時間の講座

10時間全12回Reflex 0.10.0 対応

ハヌルソム国際空港の地下2階には、サッカー場ほどの広さの手荷物処理センターがあります。職員たちはここをヒープ・ホールと呼んでいます。かばんは一つでもタグは何枚も付けられ、タグが一枚も残っていないかばんは、やがて廃棄されます。

Pythonの変数とオブジェクトは、まさにこのとおりに動きます。変数は値を入れる箱ではなく、オブジェクトにぶら下げる名札です。この一文を頭の中で絵として持っていれば、「元のリストまで変わった」「呼ぶたびに積み重なるデフォルト引数」「すべてのインスタンスに貼られたステッカー」といったバグは、もう謎ではなくなります。

あなたは今日から、このセンターの新しいタグ担当です。この講座は、12件の紛失届を解きながらPythonのオブジェクトモデルを身につける、10時間の講座です。

センターの人々

人物役割
ド・ミラン班長手荷物センター勤続30年。口癖は「かばんは一つ、タグはいくつも」。毎回紛失届を手渡し、最後に業務手帳を残す。
ピン手荷物仕分けロボット。言葉の代わりに矢印で指し示す。タグボードのマスコットで、落とし穴やコツを短く教えてくれる。
届出人たち毎回替わる。旅行会社の社員、修学旅行の引率教員、スタートアップの開発者、展示会の輸送担当など。

1回の授業の流れ

  1. 紛失届を受け取ります。何がなくなり、どうなれば解決なのかが書かれています。
  2. 班長と一緒に概念とコードを学びます。
  3. タグボードでコードを1行ずつ進めます。これは絵ではなく、サーバーが例題を実際に実行し、行ごとに名札とかばんがどうつながっているかを記録したものです。ところどころで「次の行を実行すると何が変わる?」を先に当ててみます。
  4. 事件を解決すると、班長の業務手帳にその回の要点が1行ずつたまっていきます。
区分回扱う内容
名前とオブジェクト1〜4=、is、ミュータブルとイミュータブル、コピー、関数の引数
名前の探し方5〜6スコープ(LEGB)、クロージャ
クラスというオブジェクト7〜10クラスとインスタンス、ダンダーメソッド、継承とMRO、ディスクリプタ
オブジェクトの寿命と同一性11〜12参照カウント、GC、弱参照、ハッシュと等価性

事件は毎回その回のうちに解決するので、必要な回だけを選んで読んでもかまいません。ただし1限目の図はすべての回で使い回すので、最初に読むことをおすすめします。

準備するもの

  • 関数とリストが使え、簡単なクラスを一度は作ったことがある程度のPythonの力。
  • Python 3.14。すべての例は3.14で実行して確認しました。小さな整数のキャッシュや sys.getsizeof の値のように、CPythonの実装に依存する内容はそのつど明記します。
  • タグボードはこのページ上でそのまま動きます。例を自分で動かしたいときは、.py ファイルに保存して実行してください。

ピンの案内

→ タグボードで「次の行」を押す前に、何が変わるかを先に口に出してみてください。当たれば理解できている証拠、外れたらその差が今日学ぶことです。

次へ →

1限目 · タグはかばんではない:名前とオブジェクト

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